姫への手紙
姫へ
姫は毎日大きくなってるんだろうね。
姫は私を必要だと感じてくれる時、あるのかな。
姫。
私は、あなたが生まれてきてくれて嬉しかった。
初めて 家族 の温もりを感じたよ。
私は、誰も家族と思った事なかった。
生まれた時から、お母さんしかいないと思ってた。
姫がお腹にいるってわかった時、戸惑ったけど芽生えた命を消すなんて選択肢はなかったんだよ。
パパとは仲良くできなかったから、入籍は迷ったけど…結果としては今に至る。
側にいられなくてごめんなさい。
私は最低最悪な母親だけど、勝手に姫を想う。
姫に何かあったら、会えなくても駆けつけるよ。
王子のお母さんには 生み捨て って言われたけど、捨てようとか考えてなかった。
私は浅はかだったんだね。
常に目先の事ばかり考えてた。
姫には大きな十字架を背負わせてるね…。
本当にごめんなさい。
私はいつ死んでもいいと思ってるのだけど、あなたが気がかりです。
死んでも死にきれないと思う。
姫をこの世に生み出した責任として、あなたが快適に生活できるように…あなたの人生が潤うように、できる事をしたいと思ってるよ。
姫が間違った時、私が気づいたならば体を張って止めたいと思う。
姫をずっと見守るよ。
姫は、ただ1人の家族。
ただ1つの希望。
ただ1つの私の生きてきた中の自慢。
ただ1つの、私の人生の証し。
本当にありがとう。
無事に生まれてきてくれてありがとう。
姫のために、姫にできる最大限を捧げるために…私は頑張っていこうと思う。
生きる希望を、姫との出会いで見つけました。
姫と出会えて本当によかった。
本当に本当にありがとう。